岡八の工藝

岡八では、使うほどに表情を深める手仕事と、暮らしに寄り添う道具を大切にしています。ここでは、家に残るものや、日々の時間を豊かにする工藝をご紹介します。

  • 特徴1

    火箸

    細部に宿る職人の魂

    一本の鉄を、幾度も火にくべては打つ。職人の手が繰り返した仕事の跡が、静かな艶となって残っています。囲炉裏端で、祖父がこの火箸を使い炭を整えていた姿を今も覚えています。炭を扱う所作もまた、時間を重ねる暮らしの一部です。

  • 特徴2

    南部鉄瓶

    時代を経て受け継がれてきた時間の層

    使うほどに、表情を深めていく鉄瓶。幾世代もの手に渡りながら、湯を沸かす音と香りを届けてきました。しゅんしゅんと湯気の立つ音は、この家の朝の合図でもありました。岡八の静かな時間に、よく似合う道具です。

  • 特徴3

    座椅子と脇息

    生活に宿る実用の美

    飾るためではなく、使うためにつくられたもの。長い時間を経てなお、身体に馴染む形は変わりません。祖父がこの座椅子に腰掛け、囲炉裏端でお酒を酌み交わしていた時間を思い出します。暮らしの中にある美しさを、静かに教えてくれます。